2025年1月30日(木)23:00より、Ave Mujica の5話が放映されましたね!
今までは大きなイベントが起こって物語が動く形の構成になっていましたが、今回は、関係性と心情の描写にフォーカスした回でしたね、私はこういう回すごく好きです。
この記事では、冒頭からシーンを振り返りながら感想と考察を述べていきたいと思います。
冒頭、解散後

公演が始まってすぐに解散となり、訪れた観客が騒いでいる様子から始まります。さすがにファンもかなり衝撃を受けている様子。

1番最初に映されるメンバーは、初華。かなり落ち込んでいます。解散が1番ショックだったのは、初華なんでしょうか。

にゃむは、公演直後に衣装のままマネージャーに相談に行っている模様。こういうところに彼女の強さが出ていますね。
祥子と違って、他人を頼ることができるようです。

海鈴は淡々とした様子で、楽屋を後にします。解散には慣れているんでしょうね。この規模で活動していたバンドが早期に解散することを予期していたような描写はあまりありませんでしたが、驚きや落胆が表に出るほどの衝撃は受けていないようです。

一方の祥子は、呆然とし、少し頬を赤く染めています。ショックで冷静さを失って頭に血が登っていると同時に、気が抜けてしまっているのでしょうか。

モーティスは、そのままステージ上で座り込んでいます。現実が受け入れられていないようですね。
抜け殻のような雰囲気を漂わせています。

かなりわかりづらいが、ステージ前より、中央より少し右側にモーティスが座り込んでいる
ここでOPに入ります。解散に対する反応は三者三様といったところでしょうか。解散直後からにゃむちがしっかりと自分の今後のために行動できていることには結構驚きました。
OP後〜「今までありがとう」まで
ここからは、解散後の日常が映し出されています。
AveMujicaの解散は、地上波のニュースでも報じらるほどの大きなニュースのようです


初華は、祥子のことを気にしている様子。AveMujicaが解散しても一緒にいてくれるかどうかを祥子に尋ねます。ここで
一緒にいてほしい!
と言えないのが、AveMujicaメンバーの弱さな気がしますね。自分の感情をぶつけることは避けたがっているように見えます。
その後の、スマホを見るにゃむや取材拒否する海鈴は、比較的平常運転に近そうですね。(海鈴が「私なら答えてくれると思っているんですか」のような言い方をしているので、ほかのAveMujicaメンバーの元にも同様の記者の突撃があるのでしょう)

初華は、sumimiの活動にも少し支障が出始めているのでしょうか、アイドルとしての輝かしい表情に、明らかに陰りがあります。ずっと祥子のことが気がかりなのでしょうか。

初華はお土産を買って家へと帰りますが、そこにはすでに祥子はいませんでした。そこで入るナレーション曰く「奈落の途中」らしいですね。
It’s MyGO!!!!!でも、ここからどうするんだよってところから2段くらいバラバラになってましたからね、覚悟はできてるつもりです。
しかし、AveMujicaはMyGO!!!!!と違って元々バラバラなまま活動してるようなものだったので、バラバラな状態に再び陥った時の絶望感みたいなのはどうやって演出するんでしょうね?期待が膨らみます
祥子
ここからしばらく祥子のパート。
前半、学校に行くまで
冒頭は、It’s MyGO!!!!!13話でも描かれた、テレアポバイトから

あれ Ave Mujica のオブリビオニスらしいよ〜と噂されています。しんどいですね。
その後も、むつみやにゃむ、sumimiの芸能活動を目にしながら生活する祥子が描かれています。
ずっとモノローグがなく、重苦しい雰囲気です。

日常の一コマとして、くしゃくしゃの付箋が置かれた台所や、赤羽警察署に父親を迎えに行く場面の描写があります。

祥子がいないと道端で酔い潰れても迎えにきてくれる人がいないわけなので、清告は祥子に少し甘えているのでしょうか

銭湯に行く描写もあったので、風呂がない家に住んでいることは確定ですね。お金ないから、毎日入ってるわけではないような気がします。赤羽の銭湯は、ググると五百円くらいっぽいですね、祥子の生活状況だとかなり高く感じる金額でしょう。

その後一瞬だけ、sumimiの様子が映し出されます。純田まなは、初華のことを気遣う行動をしますが、初華は相変わらず祥子のことを考えて半分上の空のようです。
にゃむとすれ違う時の挨拶も、ずいぶんとそっけないですね。

後半、学校から屋敷まで

がらんとしているほど朝早くから学校に向かう祥子。学校で特段用事があるわけでもなさそうなので、人を避けているのでしょうか?

燈からの付箋。毎日貼ってあるということでしょう。クシャってせずに受け取れ!
祥子って、どうして追い詰められた時に他人に頼れないのでしょうか?異常なほど徹底してますよね。どういう変化を遂げるのかが今から楽しみです。

圧縮でわかりづらいですが、よんでいるのはこころです。暗い本を選ぶね〜
国語の教科書に載ってて、興味湧いたのでしょうか?(It’s MyGO!!!!!では、授業シーンだいたい国語だったような気がします。何か意味があるとすれば、祥子の心情とこころの主人公の心情を少し重ね合わせることができるということなのだと思っています。)

一瞬初華が映ります。海鈴に、祥子の現状について尋ねますが、自分で連絡すれば、と一蹴。すでに自分で連絡していることを察することができないんですね。
こういう海鈴の他人への無関心さと立希との仲の良さはかなりギャップがあり、AveMujicaが始まって以降うみたき描写はちょくちょく挟まっているので、この2人の関係性はやはり鍵になる気がします。
うみたきの馴れ初めとかあると嬉しいですね。

その後、祥子の元に祖父の迎えがやってくる描写があります。
祖父から賠償金について聞かされ、目を見開く祥子。父親と同じような道を辿ってしまい、結局他人に頼ってしまっているのがショックなのでしょうか。(普通に賠償金の額はやばいだろうから、ここは初手でスポンサーに頭を下げないといけないし、祖父にも連絡を入れるべき場面。それでも、自らが美徳とする高潔さを優先してしまっているということ?)

その後、父の住むアパートから荷物を回収して引き払います。父親が祥子に声をかけなかったのは、切ないですね…
彼はなにか報われてほしいところです。

どうやら、屋敷から不意に抜け出さないよう、監視がつくようです。じゃじゃ馬、だそうでw

ここで、ピアノを撫でた後、初めて祥子のセリフが入ります。「私は、私が嫌いですわ」
重苦しい演出です。

AveMujicaを全国ツアーへと導けるほどの圧倒的な才を持ち、恵まれた出自でありながらも、1人ではなにもできていない無力さを感じているのでしょう。
しかし、祥子はすごいですね、俺ならうつ病になってる気がします。
祥子以外のパート2
MyGO!!!!!シーン手前まで

睦が学校に来ていないのを、そよが心配しているようです。
突然人が変わったように明るくなって、突然学校に来なくなったら、そりゃ気がかりですよね

検索のサジェストも酷い。
その後は、にゃむちの描写に映ります。

Ave Mujica が解散しても、ドラムの練習は頑張っているようですね。

練習中、マネージャーの「袋小路」さんから電話が。袋小路!?!?
オーディションを受けないかと声がかかっているようですが、にゃむちは、
- バラエティを頑張りたいこ
- 演技は勉強中であること
を理由に断ってしまいます。今までのにゃむちなら絶対に引き受けていたようなオファーを断ってしまうなんて、どんな心境なのでしょうか

しかも、バラエティで頑張りたいと言っておきながら、ドラムの練習は継続しています。演技も勉強中。AveMujicaのころと同じような生活をしているようにも見えます。AveMujicaの活動に未練があるのでしょうか?
その後は初華のシーンに切り替わります

欠けた月が映し出されます。

祥子がいなくてもコーヒーを2杯入れ、スマホを見つめる初華。ずっと祥子のことが気がかりなんですね。ほんと、ずっと祥子のことばっかりですね。
MyGO!!!!! パート!
そして、MyGO!!!!!シーン。久々に楽奈にも出番がありました。

豊川グループのCMに森みなみが出演しているとのことなので、豊川家と睦一家のつながりに関する情報がひとつ増えましたね。葬式シーンがあるので、インパクトは薄いですが
からの、歩道橋での立希wwwwwww

燈の「幸せってなんだろう」に対して、挙動不審な振る舞いをして立ち去る立希が面白いですね、Twitterではめちゃくちゃいじられてました
俺は立希のそういうところ好きだぞ

帰宅した燈は、ノートと向き合います。毎日、祥子に送る言葉を、こうして考えているのでしょうか。
ここから、回想シーンに入ります。

明るく、輝かしい祥子。ほんとうに眩しいですね。

その後、燈と祥子が燈の家のベランダで空を眺めるシーンで、満月が映し出されます。初華のシーンでは欠けていた月が、燈の思い出では欠けていないんですね
祥子とあのとも
シーンは学校に移り、燈が貼った付箋を手にする祥子は涙をこぼします。

その後、扉を強く締める祥子。胸が痛い。素直に気持ちを受け取れるわけありませんよね…

燈が祥子のロッカーを確認しに戻ると「もうやめて」と上書きされ、くしゃくしゃになった付箋が…
それを見た燈は、衝動が抑えられなくなり、すぐに駆け出します。ここで折れないのが燈らしくてすごく好きです。

祥ちゃん!と叫んで走り出す

そして、すぐにこけるw
これも燈らしい。運動神経はよくないですからね笑

すぐに駆けつけ、走り出す愛音。機を逃しません。さすがです。

「私、中学3年間アンカーだったから!」
かつて生徒会長を務め、多分勉強も運動も割とできていたであろう愛音のプライドと、ミーハーな部分が見えるセリフですね。咄嗟に出てくるセリフとして、すごく味わい深い気がします。

そして、音楽室や階段の踊り場で少し言葉を交わしただけの、友達の友達の迎えの車に「友達です!」と主張して乗り込む愛音。ためらいがない。さすがすぎる。
この無神経さが素晴らしいですね。

燈が走って追いつきます。視線を祥子の方に向ける燈。なにを思っているのでしょうか。
そして屋敷に到着し、沈黙が苦しいからか、豪邸への驚きからか、喋り続ける愛音の声をBGMに、部屋に入ります。

そこには、かつてCRYCHICに誘われた空間が…
最後に、燈は、祥子をバンドに誘って、エンディングを迎えます。



「祥ちゃん、バンドやろう」
最高すぎる!!!!!
ここで、自分の言葉をぶつけて相手を受け手にするようなことはしないというのが、あまりにドラマとして素晴らしい!!
ほんとうに感動的です。It’s MyGO!!!!!10話を経て、自分の思いを伝える手段を手にした燈は、ほんとうに最高ですね!!!!!!
ともさき最高!ともさき最高!
ちなみに、MyGO!!!!! と Ave Mujica で私が1番好きなカップリングは、ダントツでともさきです。
ED後

同じクラスの…
ここで、セリフとして否定しようのない事実を選ぶのがそよらしいw
友達ですって言えw

ここで、おそるおそる睦の部屋の扉を開けたそよが目にした光景は、雑然とした睦の部屋でした。
靴を手に、ずっと誰かに話しかけている睦をめにしたそよは

いや〜〜〜〜〜〜、いい顔見せてくれますね!!!!!!!!!!
つまづいたからって、そんなビビらんでもw

いや〜〜、怯えすぎでしょw
にしても「睦ちゃんが起きない」のか…パッと見は統合失調症の症状に見えますが、どうなんですかね…ここから薬と医者なしで回復するわけでしょうし、かなり劇的な展開が期待できそうですね!
次回予告
いろいろ気になりますが、いよいよ楽奈がストーリーに本格的に絡んできそうな点、睦や祥子がMyGO!!!!!メンバーと演奏してるシーンが見れそうな点がすごく楽しみですね!

