インドのSF超大作映画『カルキ 2898-AD』が2025年1月3日(金)に日本で公開されました。さっそく、1月4日(土)の16:50~の上映会で、 gdcs スクリーン12 IMAXレーザー/GTテクノロジー シアター h-22 にて鑑賞してきましたので、その感想を述べたいと思います。
ネガティブなポイントは最後にまとめています。
素晴らしかった!
インドの長編ファンタジー昔話「マハーバーラタ」を少しアレンジしたようなプロローグから始まります。
(マハーバーラタのことを全然知らなくても問題なく楽しめますが、知っていると2割増くらいで楽しい、という印象。筆者はFGOをやっているので、どれくらい原典に近いかは不明なものの、多少は知識があると言ったところです)
インド映画らしく、序盤から多くの設定を盛り込んで風呂敷を広げながら伏線を張り、超かっこいいアクションと共に最後に回収していく展開がすごく面白い。
アクションシーンがすごく映画映え、IMAX映えしててかっこいい!!伏線回収をアクションと同時にやるので気持ちもすげー盛り上がる!
興味ある人には、ぜひ、映画館で、できればスクリーンが大きな劇場で、できればIMAXで味わって欲しいです!(IMAX版と通常版で本編の長さが異なり、IMAX版の方が長いです)
プラバース演じるバイラヴァと、アシュヴァッターマンがかっこいい
アクション映画ということで、やはりアクションシーンが最大の見どころかと思います。
中でも、主演プラバース演じるバイラヴァと、神話の時代から6000年生き続けるアシュヴァッターマンのバトルがすごくかっこいい。
この映画のアクションシーンは、特に終盤にかけて、凝ったCGを多用してエフェクトで魅せるシーンが多く盛り込まれており、マハーバーラタから引き継いだファンタジー要素がすごくかっこよく表現されています。
少年漫画的な王道の激アツ展開とかっこいいアクションなので、多くの人が楽しめるのではないでしょうか!
ラストの伏線回収がアツい
序盤から色々と伏線が張られ、マハーバーラタを知っていればさらにいろんな展開が頭に浮かぶような構成になっています。
中でもアシュヴァッターマンが持つ杖(って呼んでいいのか?)はひとつの注目ポイントでして、ラストの活躍がかなり盛り上がる展開!!
ほんとうに、映画館で、gdcsのIMAXレーザー/GTテクノロジーシアターでこれを観れて、幸せです!最高!
さいごに欠点を…
まったく文句がないというわけではなくて、
- 構成が冗長、特に序盤
- その割には、マハーバーラタの説明が少ない
- そこはダンスしたり歌ったりしたいのか…と感じる箇所がちらほら
- とにかく展開が遅い
という感じです。特に、180分も劇場に拘束する(=トイレ、姿勢などで気を遣う)割には展開が遅いのがかなり気になります。無駄に尺を使いすぎです。
インド映画に慣れてる人、興味ある人、アクション映画がとにかく好きな人以外は誘いづらい作品かな、という印象。
めっちゃ正直にいうと、(高すぎた?)期待値を下回っていることは否定できないですね。鑑賞回数も2か3で止まる気がします。(好きな作品は上映が続く限りリピートしてしまうタイプです)
gdcs IMAX箱での上映品質について
gdcs の IMAX は少し画面が遠く、スピーカーが上すぎるのが感じられる傾向が、個人的にはあるんですが、今回は全く気になりませんでした。
アスペクト比は常時固定です。マーベル作品とかジャワーンと同じだと思います。
大迫力の映像に、体が震えるほどの轟音で、めちゃくちゃ満足度高かったです。
マスター音量は大きめなので、ライブで耳栓してる人は、耳栓持って行った方がいいかもしれません。
あと、デーヴァラの予告映像観れるのがgood!
めっちゃ満足してます
ちょーーっと不満も書いてしまいましたが、年始からかっこいいアクションをgdcsのIMAXで映画初めできて、2025年の映画館生活は最高のスタートを切ったと思っています。
今後の作品にも期待したいですね。3月に日本で公開予定のデーヴァラのムビチケは買いましたよ!
閲覧ありがとうございました。